「英語を使って仕事ができたらいいな」
「できれば在宅で、無理のない形で続けられたら」
英語を勉強してきた人や、英語に触れるのが好きな人ほど、
一度はそんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
最近は、在宅ワークや副業という働き方も以前より身近になり、
「英語×在宅」という言葉を目にする機会も増えています。
翻訳、ライティング、AI活用など、選択肢があるように見える一方で、
実際には何から考えればいいのか分からないという状態の人も多いはずです。
特にこの段階では、
・英語がどの程度できれば仕事になるのか
・在宅ワークは本当に現実的なのか
・自分はこのまま進んで大丈夫なのか
といった疑問や不安が、はっきりしないまま頭の中に並びがちです。
英語を仕事にしたいと考える人が多い一方で、
最初の段階だからこそ、誤解しやすいポイントがいくつかあるのも事実です。
それは能力や努力が足りないからではなく、
情報の断片だけを先に見てしまうことで起こりやすいものです。
この誤解を一度整理しておくことは、
合わない道に無理に進んでしまったり、
「思っていたのと違った」と感じて遠回りするのを防ぐことにもつながります。
この記事では、
英語を仕事にしたい人が最初に抱きやすい考え方を、在宅ワーク視点で整理していきます。
結論:英語力だけで仕事は決まらない
先に結論を言うと、
英語を仕事にできるかどうかは、英語力だけで決まるものではありません。
よくある勘違いに気づいておくことで、
- 自分に合わない道に無理に進まなくていい
- 逆に、可能性を狭めすぎなくていい
そんな判断がしやすくなります。
英語を仕事にしたい人が最初に勘違いしやすいこと
英語をある程度勉強してきた人ほど、
「これだけできれば、何かしら仕事につながるのでは」と考えがちです。
学校教育や資格試験では、
英語力そのものが評価対象になる場面が多いため、
「できる=価値がある」という感覚が自然と身についています。
ただ、仕事の現場では少し見え方が変わります。
英語はあくまで道具の一つであり、
その英語を使って「何をどう処理できるか」が問われます。
英語ができること自体は大切ですが、
それだけで仕事が成立するケースは、実は多くありません。
在宅ワークと聞くと、
- 通勤がない
- 自分のペースでできそう
- 人間関係のストレスが少なそう
といったイメージを持つ人は多いと思います。
これは、会社勤めの大変さを知っている人ほど、
自然に抱きやすい期待でもあります。
ただ実際の在宅ワークは、
「楽」というより自己管理の比重が大きい働き方です。
誰かが進捗を管理してくれるわけでもなく、
困ったときにすぐ助けてもらえる環境でもありません。
成果と責任が、より直接的に自分に返ってくる点は、
事前に知っておいたほうが安心です。
英語が好き、英語に触れている時間が楽しい。
これは、英語を仕事に考えるうえで大きな原動力になります。
ただ、仕事としての英語は、
「好きな部分」だけを選んで使えるわけではありません。
地味な確認作業や、
あまり興味の持てない内容に向き合う場面も出てきます。
好きかどうかよりも、
淡々と続けられるか/割り切れるかという視点のほうが、
実務では重要になることも多いです。
英語学習では、
- 自分のペースで進める
- 間違えてもやり直せる
- 正解を探すこと自体が目的
という環境が当たり前です。
一方、仕事では
相手の要望に応えることが最優先になります。
自分なりに工夫した表現よりも、
「求められている形かどうか」が重視される場面も多く、
この切り替えに戸惑う人は少なくありません。
勉強と仕事は、似ているようで別物だという認識は、
早めに持っておくと安心です。
在宅ワークや副業を考えるとき、
どうしても収入の話が気になるのは自然なことです。
ただ、最初の段階では、
- どんな作業が発生するのか
- どのくらい集中力を使うのか
- 自分の性格に合っているか
といった情報が、まだ十分に見えていません。
この状態で数字だけを見てしまうと、
期待と現実のズレが大きくなりやすいのも事実です。
まずは「どんな働き方なのか」を知ることが、
結果的に納得のいく判断につながります。
もう一つ、よくある勘違いが
「少し調べれば、自分に向いているかは分かる」という考え方です。
実際には、
向き・不向きはやってみて初めて分かる部分も多くあります。
最初に感じる違和感や迷いは、
失敗ではなく「情報が増えたサイン」と考えても問題ありません。
ここまで見てきた勘違いは、
どれも特別なものではなく、誰でも通る考え方です。
大切なのは、
「そう思ってはいけない」と自分を責めることではなく、
一度立ち止まって整理できるかどうかです。
次の章では、
こうした誤解を踏まえたうえで、
実務の現場で共通して求められる「英語の使われ方」について整理します。
翻訳者視点から見た「仕事になる英語」の特徴
英語を仕事にするうえで何が求められるのかは、
実際に英語を使って仕事をしてみないと見えにくい部分があります。
翻訳の仕事は、「英語が得意」という理由だけでは続きません。
むしろ、英語力そのものよりも、
仕事としてどう扱えるかが問われる場面のほうが多いと感じます。
ここでは、翻訳者として実務に関わる中で
「これは翻訳に限らず、英語の仕事全体に共通している」と感じてきた点を整理します。
特定の職種を目指すための話ではなく、
英語を使って働くときの前提認識として読んでもらえれば十分です。
- 正確さ(うまさよりミスを減らす)
- 納期意識(守るのが前提)
- 相手目線(読み手・依頼者を意識する)
- 修正対応(直しは仕事の一部)
これは翻訳に限らず、
英語を使った仕事全般に共通する要素でもあります。
勘違いに気づいたあと、どう考えればいいか
ここまで読んで、「思っていたのと違う部分が多い」と感じたとしても、
それは決してマイナスではありません。
むしろ、判断材料が増えたという意味では、前に進んでいる状態です。
英語を仕事にするかどうかは、
この段階で無理に結論を出す必要はありません。
向いている・向いていないは、一度考えただけで決まるものではなく、
少し調べたり、小さく試したりする中で、徐々に見えてくるものです。
また、「違和感がある=失敗」ではありません。
その違和感は、実務や働き方を現実的に考え始めたサインとも言えます。
合わないと感じたら、別の道を考えてもいいですし、
英語を前面に出さない使い方を選ぶことも、立派な判断です。
大切なのは、選択肢を狭めすぎないこと。
英語を仕事にするかどうかは、
「今すぐ決めるもの」ではなく、「考え続けていいテーマ」だと捉えてください。
このブログで扱っている選択肢
このブログでは、主に次のような選択肢を扱っています。
- 翻訳・通訳系の仕事
- 英語ライティング・情報発信
- 英語×ツール・AI活用
- 英語学習・スキル維持の考え方
それぞれの詳細は、個別記事で整理しています。
次に読むとよい記事
考えを整理したあとに、
判断材料として読んでおくとよい記事を用意しています。
「今すぐ決める」必要はありません。
気になるところから、少しずつ読んでみてください。
要点まとめ
- 英語を仕事にしたい人が誤解しやすい点は誰でも通る
- 英語力だけで仕事は決まらない
- 焦らず、選択肢を持つことが大切

この記事を書いた人
青
翻訳歴15年以上。
田舎の公務員とパート主婦の家庭に生まれ、
バックパッカー経験を経て、英語・スペイン語で仕事をするようになりました。
このブログを通して、
「なんだ、私にもできるかも」
と思ってもらえたらうれしいです。
一緒に、英語のある暮らしを楽しんでいきましょう。


